
排卵検査薬ってどうやって使うの?



タイミング法で実際に上手くいった人達の体験記を知りたい!
妊活をはじめる前にふと思っていたのが、「排卵日って本当にこの日であってるのかな?」という迷いでした。体のリズムって、体調で毎月変わるし、根拠のない「勧」だけに頼るのは、イマイチ不安。
そこでわたし達夫婦は、妊活1回目で『排卵検査薬』を使用。なんと奇跡的に妊活1回目で妊娠が発覚。今回は、排卵検査薬を実際に使用してみた体験から、わたし達の妊活を振り返ります。
タイミング法とは
最も妊娠しやすい排卵日を予測して、その時期で性交渉をする妊活方法。わたし達夫婦は、排卵検査薬を用いて、タイミングをとりました。



職業柄、排卵検査薬に触れる機会があったけど、「本当に意味があるの?」と懐疑的だったんだ。
これから妊活やタイミング法を始める方の参考になれば嬉しいです。
*今回のレビュー記事は、いち妊活者の体験記です。タイミング法がどれだけ上手くいっても、妊娠が成立しないこともあります。不明点や相談事は、専門家医に相談してください。
使用した排卵検査薬の種類
わたしが使用した排卵検査薬は、「ドゥーテストLH排卵日予測検査薬」です。1日1回の使用、1回の妊活で9本使用しました。
*当時は12回(本)用と6回用で販売していましたが、現在は10回用と5回用に減っています。
第一類医薬品に該当するため、ドラッグストアや薬局だと薬剤師がいる時間じゃないと購入できませんが、ネットでも購入もできます。日本製だとこれが一番有名ですね。
妊活1回目から排卵検査薬を使用した理由



妊活初心者のわたしが基礎体温や生理周期から、排卵日って予測できる?
排卵検査薬が一番手っ取り早いと考えました。
排卵日を予測する方法で、アプリで基礎体温を残したり、生理周期から逆算するが有名ですが、わたしの性格と経験上、どれも難しいと悟っていました。
高校生で生理周期が乱れて、3か月間基礎体温を測定するように指導された時でさえ、2か月目で自己中断してしまった、ズボラな性格(婦人科の先生に怒られた)。生理は、28日で規則的に周期するようになったとはいえ、体調や生活リズムで排卵日は前後するであろう不規則性。
妊活を効率良くするなら、排卵検査薬を使用するのが一番手っ取り早い。排卵検査薬の結果から、排卵異常が分かるかもしれない(陽性または陰性期間が異常に長いなど)し。使用感が気になっていたのもあって使用しました。
排卵検査薬を実際に使用してみた記録
先ほど紹介した、「ドゥーテストLH排卵日予測検査薬」を生理開始9日目から使用。1日1回夜、検査薬に尿をかけました。1日2回の方が、精度が高くLHサージを観測できるそうです。わたし達夫婦は、夜にしか妊活が出来ないので、1回で充分だと考えました。あと、排卵検査薬の消費がもったいないので。
排卵検査薬を使用してから8日目(生理開始16日目)に陽性を観測。7日目(生理開始15日目)と9日目(生理開始17日目)の夜に妊活をしました。



予想では、生理開始14日目に検査薬が陽性になる、と思っていたのに、陰性だったから、15日目に独断で妊活をしたよ。
本当は検査薬が陽性になった初日(生理開始16日目)の夜に妊活をしたかったのですが、仕事でお互いに疲れていたので翌日の夜にしました。検査薬が陽性になってから、約1日以内に妊活をすることが推奨されています。結果的に、翌日でもベストなタイミングで妊活ができました。
排卵検査薬を使用してみた感想(メリット・デメリット)
検査薬のメリットといえば、妊活のタイミングが合わせやすいこと。陽性になるのをじっと待つだけ。夫にも「今日が陽性だったから」と妊活の相談をしやすかったのもよかったです。また、妊活前に婦人科受診をしていなかったため、検査薬が連日陽性が続いたり、逆に陰性しかなければ、婦人科の受診も考えていました。個人的な安心材料になりました。
検査薬のデメリットといえば、連日の検査が面倒くさい。面倒くさがりのわたしは、排卵検査薬を使用した9日間ですら、手間に思いました…。とはいえ、わたしは「夕食後にトイレにいって、検査薬を使用する」とルーティンを決めて、なんとか乗り切りました。
「ドゥーテストLH排卵日予測検査薬」は、10回用で約3,000円。「使い続けないと3000円が無駄になっちゃう…!」と思えたのも良かったです。確かに費用が高いですが、自分の排卵周期を計測する目安にもなるので、タイパよく妊活を始めたい方にはおすすめです。
排卵検査薬を使い始めて、一番ネックになったのは、色の濃さが判定しづらいこと。初日に「これって陽性じゃない…?」と夫とてんやわんやしました。確かに分かりづらい。 数日使い続けると、いざ陽性になった時に、濃くなったことを実感できたので、排卵がはじまる数日前から継続して使用してよかったです。
妊活中の夫(男性)との関係性や付き合い方



はじめて排卵検査薬を使いたいといった時、夫には「はじめから検査薬なんて使わなくてよくない?」といわれたよ。
「排卵検査薬は、値段が高いし、自然妊娠する可能性があるなら不要じゃない?」と思っている人も多いです。そもそも排卵検査薬の存在を知らない人もいます。ここでは、夫との妊活の向き合い方を紹介します。
①排卵検査薬について
費用(1箱約3,000円)と伝えた後に、検査薬のメリットを伝えました。
・何週期か使っていくうちに、排卵周期が分かる
・妊活のタイミングがより正確にわかる
・妊活をしている今しか使えない(使わない)
・検査薬で何週期も結果が取れなかった場合、婦人科を受診する判断材料になるかも
共働きで、何回も妊活が出来ない状況だったので、タイパを重視して伝えました。夫は好奇心旺盛な性格なので、使用感や結果を共有することで、関心を得られました。
②妊活中の夫との関係性



排卵検査薬が陽性になった日、「今日がチャンスみたい」と夫にはどう伝えたの?
いざ陽性になったものの、夫にはなかなか言いづらい…なんて人もいますよね。
わたしは、排卵検査薬の結果を夫と毎日共有していました。陽性になった日(生理開始16日目)には、これまでの検査薬と並べて、判定線の色が濃くなっているのを見せました。



今日か明日、妊活をしたらチャンスみたいだよ。排卵検査薬の精度や如何ほどだろうね。
*排卵前後でも妊娠が成立しないこともある
物的証拠(排卵検査薬)のおかげで、夫にも妊活のことを伝えやすかったし、夫も覚悟を決めてくれたみたいです。
とはいえ、妊娠はご縁もの。健常な夫婦において1回の妊活周期で妊娠成立率は20~30%。長期戦を覚悟で、お互い身構えずに妊活をしました。生活面においても、食事や生活習慣は制限せず、いつもと変わらず自由に生活していました。
【衝撃の結果!】排卵検査薬を使ったら、妊活1回目で妊娠が成立した話
そんなこんなで、妊活1週目が終了。排卵検査薬のおかげで、妊活初心者にしては上手にタイミングを取れたと自己満足。次の生理予定日前。いつもなら来るはずの頭痛や食欲の変化が来ない。試しに妊娠検査薬を使用したら、なんと陽性。産婦人科で心拍確認も終えて…
排卵日は、14日目だと勝手に予想していた手前、排卵検査薬を使用していなかったら、タイミングを逃して上手くいってなかったかもしれない。排卵検査薬を使って良かった。
もちろん、値段はするし、排卵検査薬を使用したからといって妊娠が必ず成立するわけではないけど、妊活初心者で排卵周期を把握してなかったからこそ、使用してよかった。
そんなこんなで、今回は、妊活初心者が妊活1回目で排卵検査薬を使用した時の経験談を紹介しました。これから妊活をする方の参考になれば嬉しいです。